研究成果 刊行物

論文集『 文化・情報の結節点としての図像 絵と言葉でひろがる近世・近代の文化圏』刊行

著者/編者:石上阿希・山田奨治(編著)、勝又基・楊世瑾・加茂瑞穂・鈴木俊幸・木場貴俊・タイモン スクリーチ・定村来人・ハサン カマル ハルブ・山崎佳代子・前川志織(著)

出版日:2021年3月20日

出版元:晃洋書房

参考:http://www.koyoshobo.co.jp/book/b562018.html

本書は2017年度に開催した国際シンポジウム、2019年度に開催した絵入百科事典研究会の発表を基にした論文集です。

【目次】

はじめに ことばとイメージの文化圏 (山田奨治)

第Ⅰ部 『訓蒙図彙』をめぐって

第1章 『訓蒙図彙』の言葉と図像 (勝又 基)

第2章 『訓蒙図彙』諸版再考 (石上阿希)

第3章 『訓蒙図彙』寛文六年初版本から元禄版本へ――大衆化の位相をめぐって―― (楊 世瑾)

第4章 図と言葉による意匠――『武具訓蒙図彙』と『女用訓蒙図彙』―― (加茂瑞穂)

第Ⅱ部 近世の図像化された知識

第5章 江戸時代における子どもの読書を考える (鈴木俊幸)

第6章 可視化する日本史――絵入年代記を素材に―― (木場貴俊) 

第7章 石化姫と望夫石における「永遠」の意識及びその表現 (李 杰玲)

第8章 日本にやってきた空気ポンプの図像とその比喩的意味の展開 (タイモン・スクリーチ(定村来人訳))

第Ⅲ部 近代化におけるイメージの役割

第9章 近世と近代の接続点――『暁斎画談』と「古今」の世界観―― (定村来人)

第10章 福澤諭吉における図入りテキストに関する調査研究――『世界国尽』を中心に―― (ハサン・カマル・ハルブ)

第11章 日本正教会刊行『教会初学読本』挿絵にみる東と西の出会い (山崎佳代子)

第12章 戦間期東アジアにおける森永製菓の新聞広告と広告戦略 (前川志織)

おわりに (石上阿希)

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